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ブラック・ダリアのnekosukiのレビュー・感想・評価

ブラック・ダリア(2006年製作の映画)
3.2
"ブラック・ダリア事件”とは1947年にアメリカで起こった有名な猟奇殺人事件。
発見された時の遺体は、ウエストで切断され、口角が切り裂かれ、体には拷問の跡があったという。血が抜かれ、ガソリンで洗浄した後で遺棄されており犯人に至る手がかりは皆無だった。発見者の女性は最初マネキンだと思ったそうだ。

被害者の"エリザベス・ショート”が生前黒い服を好んで着ていたことから死後に"ブラック・ダリヤ”と呼ばれた。
真犯人とおぼしき被疑者はいたが、捜査時には既に火災で死亡しており確証がないままコールドケースとして処理されている。

映画は"ジェームズ・エルロイ”の小説を"ブライアン・デパルマ”が映像化したもので実際の事件とは別物だと思った方がいい。
ただ、被害者が女優志望だったことと残虐な殺され方をしたことは事件に倣っている。
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