トムトム

用心棒のトムトムのレビュー・感想・評価

用心棒(1961年製作の映画)
4.7
午前十時の映画祭にて4Kリマスター版を鑑賞。今回は観たいのを結構見逃しており午前午後10時の映画祭にして欲しいです。

そりゃ面白いですよ。なんてわざわざ言わなくてもいい傑作です。
OPの三船敏郎の背中だけでカッコいい。
ビジュアルの説得力が違いますね。

道のあっちとこっちが戦っていて真ん中に飯屋と番屋、半鐘があってと空間を観客に把握させる力が凄いです。
いまだにどこで何やっているかわからなくなるアクション映画が多いのにやはり黒澤明は凄い。

役者陣は仲代達矢はじめ丑寅一家の面々がいいキャラ揃いで素晴らしい。
加東大介演じる亥之吉は憎めないですし羅生門綱五郎演じる巨人はリメイクしたら確実にチェ・ホンマンが配役されそうです。

とりあえず次の「椿三十郎」も観に行きたいです。
今作も実は通して観たこと無いような気がしました。
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