ピッツア橋本

ゾディアックのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

ゾディアック(2006年製作の映画)
4.0
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実際に起きた未解決連続殺人事件、通称ゾディアック事件を描いたミステリーサスペンス映画。

新聞記者のロバートダウニーJr.、その新聞社の漫画家のジェイクギレンホール、刑事のマークラファロ各々の捜査が交差しながら犯人像に近づいていくストーリーは重厚で濃厚。
ジェイクの奥さん役のクロエゼルヴィガーもいい味出してる。

犯人の犯行手口の描写も興味深い。調べ方にリアリティがある。
ただ…長い。リアル過ぎて重く、中盤以降は派手な事件は起きないのでこの展開にはめちゃくちゃ好み分かれると思う。
男の覚悟、真相究明に奔走する勇気と緊張感は
『JFK』を観る感覚には近いが、本作に感動は無いのでその分ダイレクトに重くて辛い苦笑

それでも観た後にじんわり達成感はあるし、ちょっとした教養はつくのかなと感じるので、本作にトライする価値は充分にあると感じます。

ハリウッド版『殺人の追憶』ともいうべきテイスト。
お試しあれ!
ピッツア橋本

ピッツア橋本