さよなら僕のマクガフィンたち

カトマンズの男のさよなら僕のマクガフィンたちのレビュー・感想・評価

カトマンズの男(1965年製作の映画)
3.4
ジャンポールベルモンド傑作選 vol.2より

恥ずかしながら、ジャンポールベルモンド作品を初めて見ました。
本作は、脚本の起承転結を楽しむというより、ハプニングやアクションが休む間もなく怒涛のように繰り広げられ、次は何が起こるのかをワクワクしながら楽しむ作品。海に追っ手を沈めたと思ったら、民間小型飛行機のアクシデント、オンボロ橋から落下、冬山登山とロッククライミング、火炙りといったように。
「どうやって撮ってるの?」とスタント無しのアクションも堪能できるが、例えば単にヒロイン役のウルスラアンドレスと走っているだけでも、その身のこなしのしなやかさを感じることが出来る。
コメディ要素も多いが、その面白さより、ジャンポールベルモンドのチャーミングな笑顔を見ていて楽しい!
音楽もいい!

白眉は、ジャンポールベルモンドのストリップシーンですよね!