rui

俺たちに明日はないのruiのレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
3.5
ジーン・ワイルダーが主人公のボニーとクライドたちに車を奪われた時の表情から、そのあとの展開が個人的にツボでした。
というのも、勝手に面白おかしく解釈してしまっただけで実際はそんなツボとなるようなシーンでもないし、笑えるシーンでもないとは思うんだけども、なんやろ、悪い癖やろうな、癖。


語り尽くされている衝撃のラストシーンはもう今更触れてもでがらしも何も出ないと思うので触れないけど、
昔の映画のいいところって、急にパッと終わるところだと思うわけです。
変に余韻に浸らすこともなく、無駄に長いエンドロールを流すことなく、急に「END」って出る潔さが心地よいね。
「急に、何っ!?」って感じやけど、それがいい。


あと、映画中にずっと気になったのは、「これBGMあってんのかな?」ってところが多くて、毎回心の中で小さなツッコミを入れてしまう。
時代が時代なだけに、そういう見方をしてしまうのは良くないんだけども、とにかくBGMの癖がすごいんじゃ。
強盗して車で逃走する時、ほとんど毎回、小粋で軽快なカントリーミュージックが流れるから気になる気になる。
フィドルとかバンジョーの音、いる?

真面目にレビューを書こうかと思ったけど、真面目に書くことにも少し疲れているのでちょっと息抜きがてらのレビューになりました。

これが実話ベースって、、、アメリカってすごいね。
rui

rui