腎臓売買女

俺たちに明日はないの腎臓売買女のレビュー・感想・評価

俺たちに明日はない(1967年製作の映画)
4.0
ボニーとクライドのイメージが変わる作品だった。

「ナチュラルボーンキラーズ」のミッキーとマロリーのような快楽殺人者のイメージがあり、お互いがお互いを喜ばせるように殺しを重ねていくのか?と思いきや、義賊的な部分も持ち合わせており一部から崇拝を受ける姿や、家族が犯罪を割と肯定している姿が意外だった。

クライドはボニーを愛してるのものの、男としての自信が無い。だが、ボニーは体の関係を求めており、何より愛してるから側に居る。二人きりになりたい!と怒る姿を見てるとなんだかボニーが愛おしかった。

コーラを飲みながら誘うように本当に出来るの?と唆すシーンはボニーのハラハラさせる色気があり良かった。コーラを飲み強盗をさせる、前戯のようなシーンが印象的だった。
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