あきらむ

麻雀放浪記のあきらむのレビュー・感想・評価

麻雀放浪記(1984年製作の映画)
4.2
麻雀そのものではなく博徒たちの狂気じみた生き様を描いた映画。
ある博徒の死とそれを見守る主人公一同の達観した冷めた目つきにゾクッときた。博徒にはいつでも死ぬ覚悟がある。
基本的にクズ男で腹が立つのだが、時に見せる痺れる勝負強さと人生哲学はそのぶんよく光るよね。福本漫画大好きな自分にはツボな映画だった。
「住む家があれば満足なのがお前の人生、お前にできるのは長生きだけ」
白黒映画といい服装といいサロンといい、戦後の退廃した雰囲気が素敵。今見ても十分面白いキャスティング。