「2020」鑑賞前に旧作を鑑賞。実はこれが初見。当時は働き始めた頃で、映画なんて見てる時間なかったからな〜。
おもしろかった。おもしろかったけど、共感は全くできない世界。
戦後、GHQ管理下の東京で、博打で生きるろくでなしたちの物語。
真田広之、わかっ!うわっ、鹿賀丈史もわかっ! 昭和59年作品か〜。
特撮担当が成田亨(ウルトラシリーズで怪獣のデザインしてた人)だ!
大竹しのぶも、加賀まりこも、今は怖〜いおばさまがかわいい、かわいい。
笹野高史に毛がある!
え?「リーチ」って戦後はまだ日本人は使ってなかったんだ。知らなかった〜。
和田誠ってイラストレーターだけど、たまに撮った映画は良い映画だなぁ。モノクロの風情の中で繰り広げられる人間ドラマに引き込まれた。
ただ、賭け事は一切やらない私は全く共感はできない。勝ち負けが全てで騙し騙され、その時々にはいい思いはしても、映画の最後に誰も幸せにはなっていない。
それでも、普段映画の中で、殺し屋だったり、スパイだったり現実とは違う世界を楽しんでいるように、その日暮らしの勝負師の世界を楽しんだし、大いに魅力的だった。
さて「2020」はどんな作品になっているかな?
*「スティング」がポーカー知ってた方が楽しめるように、当然本作もある程度麻雀知ってた方が楽しめるのは確かです。