勝五郎

下町の勝五郎のレビュー・感想・評価

下町(1957年製作の映画)
5.0
私がフランク・キャプラの作品を何度も何度も観たくなったり、昭和のまだ戦後が残っているころの映画がたまらなく好きな理由は恐らく「家族」への、その形態としての強いノスタルジーと憧れが溢れちゃっているからなんだと勝手に考えています。

何を言っているんだか訳がわからない(笑)

さて…
山田五十鈴&三船敏郎!!
素晴らしいなぁ。

終戦から四年後のお話…今のように何でもかんでも楽に手に入る様な時代じゃ勿論ない。生きていく為にみんなが必死な時代なんだよなぁ。

男は男としてまた女は女として、その持てるもの全てをかけていったのでしょう。
そりゃしくじってしまう人生も、何かを強いられていく人生もあったでしょうけれど、本当に力の限り生きていたのだろう…と。

三船敏郎、凄くいいです。
山田五十鈴の素敵なこと!

観て良かったなぁ。
神保町シアターでチケット発売30分前にこれでもか!と言うくらい…そうでもないけど(苦笑)…蚊に喰われましたけどね、
ホント観て良かったぁー!
勝五郎

勝五郎