マーティT800IMAX

栄光のランナー 1936ベルリンのマーティT800IMAXのレビュー・感想・評価

4.0
感動した!!
最後まで、釘付けで観入った。
やはり、実話系スポーツ物は熱い!

『42〜世界を変えた男〜』でもそうだったが、いかにこの時代の有色人種差別が酷く蔓延っているかがよくわかる。
トイレも分けられ、バスの席も自由に座る事が許されない。そのような時代に活躍した、実在の人物ジェシー・オーエンスの物語。

恥ずかしながら、今作を観るまで知らなかった💦
映画は、このように知らない事も知る事が出来る。映画ってやっぱり素晴らしい(^^)♬

1936年、ナチス政権下のベルリンオリンピック。ヒトラーの為のオリンピックになる筈であったが、なんとその大会で四冠もとってしまうとは!!凄すぎるww
ヒトラーに完全に赤っ恥をかかすこととなったわけだ。
撮影を続けるように指示した女性もよかった(^^)

それにしても、会場でヒトラーが見てて、軍人だらけの中、競技する選手の緊張感半端なさそう💦
頼むから、政治とスポーツは分けて考えてくれい!!

オリンピック後、帰国してコーチ達と食事に行った先で、ジェシー・オーエンスと奥さんだけ通用口から入ってくれと入り口で従業員に制されてしまうシーンが印象的だったなぁ。メダリストやぞ!?なんでや?って💢
国から正式に讃えられたのは、彼の死後だそうで。偉大な人は、いつも認められるのは亡くなってからなんだよなぁ😢

観たら、強く生きる勇気をもらえる映画でした。