非常にオーソドックスな刑事映画。のちにTVドラマ化もされたリチャード・ウィドマーク主演の一級の娯楽作。
さすがは『ダーティハリー』のドン・シーゲル監督らしく、律儀でタイトな演出だった。この監督らしいバイオレントなやり取りの数々がのちのバディ・ムービー(『４８時間』や『リーサル・ウェポン』や『バッド・ボーイズ』等)にも多大なる影響を与えた、そういう意味でも貴重な作。
たしかに同監督の『ダーティハリー』の完成度には及ばないとしても、気軽に楽しめるアクション映画として無駄が無くスタイリッシュな画作りに魅せられるエンターテインメントのお手本のような出来栄え。とにかく、主演のウィドマークが燻銀の名演で格好良すぎ❗️まさに漢の鑑だね〜。
