志麻凛

200本のたばこの志麻凛のレビュー・感想・評価

200本のたばこ(1998年製作の映画)
3.8
新年に向けて恋が実るために
奮闘する男女達の風景

~Memo~
『スーサイド・スクワッド』
ベン・アフレック(バットマン)
『アベンジャーズ/エンドゲーム』
ポール・ラッド(アントマン)
『CASPER』
クリスティナ・リッチ(キャット)
などなど現在も活躍しているキャストが揃っている作品

~所感~
①これは面白い!TSUTAYAの店内を回っていて“200本のたばこ”というタイトルに惹かれて手に取り借りましたが、見て正解だったな〜 TSUTAYAとかゲオとかのレンタルビデオ店で心惹かれるタイトルは個人的に100%、グッときます。この惹かれる感覚のように今作に出てくる男女は、互いに惹かれようと努力します。新年を迎えるにあたってカップルを目指そうと励むまでの過程の描き方が素晴らしい。恋って様々な形があり、今作は大人すぎる恋愛をベースに展開されていきます。だからこそ、学生をベースにした恋愛作品には描けない関係性があり、“別れた人との接し方”“下ネタ混じりの関係”“酔い潰れた時の惹かれ方” この大人の奥深さに鑑賞している最中にずっと心が奪われていました。『マイガール』と正反対の作品と言っても過言ではないかな?

②高度な下ネタが多くて完全に大人向けの作品だと察しました。1番は、「彼女はソーセージを食べさせるのが好き、でもソーセージを食べたいんだけどね」一見普通の文章だけど解釈をすれば、下ネタの文なので、昼に見るのも良いですが、これは深夜に、お酒を呑みながら見たら最高なんだろうな〜良い、おつまみとして見られるので、これは忘れないと思うけど、忘れてそうな時に再度見たいです

③これは言えば、どんでん返し作品です。大どんでん返しってほどでは無いけど、最後には、まさかまさかの予想ができない展開が待っております。知った時、えっ?マジで?と思いました。まさか、こういう展開になるとは…と落とし所が完璧でした

~最後に~
シンディ辛い物を食べた時に、そう言ってないのは明々白々ですが、「カライ」と聞こえました。普通のテンポじゃなくて、カライ(→↑→)のような言い方で、言語間の不思議を感じられました
志麻凛

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