TaKeiteaZy

回路のTaKeiteaZyのレビュー・感想・評価

回路(2000年製作の映画)
1.3
インターネット越しに見える不気味な映像、周りで次々と発生する行方不明事件、一体何が起きてるんだ...となっていた加藤晴彦と麻生久美子がザッピングしつつ巡り合う話、であってんのか。

加藤晴彦の主演作はどうぶつ奇想天外!かこれか、て感じじゃないか。Jホラー作品でちょいちょい名前は出ていたので見てみたが...黒沢清作品てこれで良いの?これが正解なの?

基本的に真っ暗だし、何に怖がれば良いかもよくわかんないし、それはこっちで補填する美しさも、まあ大事ではあるけど、この長尺で一体何が決め手なのか何も伝わらなかった。

なんか「この怖さがわからないなんて、だからお前はダメなんだよ。ダメダメのダメ。世界の隅っこで、ゾンビ映画でも見てれば?」て声が聞こえてきた(そっちの方が怖いわ)ので、必死にこの作品のポイントを掴みたい!と思っていたのに、それでもダメだった...難しい、というのもまた違うはずだ。訳のわからなさに逃げられてる感じが少しするというか。第一これ演者は何が起きてるのか理解してるのか?特に晴彦は(どうぶつ奇想天外!の解答率から考えても)自分がどんな作品に出てるかわかってなくないか?

映画を見て、それがどうだったのか、と言うのは自分の精神に強さと責任を持つ訓練でもあると思うんだ。

気持ち悪いなあ、て描写は確かに幾つかあった。それにも増して面白くないし、よく分からなかった。クソゲーつかまされた時と気持ちが同じ。話は以上だ。娘はやらん。
TaKeiteaZy

TaKeiteaZy