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回路のfishmuttonのレビュー・感想・評価

回路(2000年製作の映画)
3.0
独特の不気味な雰囲気は好き。

"死という種族による現世への緩やかな侵攻"の話。
ネット回線自体というよりかは、ネットも利用した現世への回路の構築と運用って感じ。

襲いかかる・驚かすではなく、違和感・居心地の悪さ・不気味さ・未知への恐怖など。
じわじわ来るのが、とてもJホラーっぽいと思った。
ホラーって言っているけど、観た印象はSF映画。異星人の侵略を観ているのに近いと思う。

最後は唐突な印象。はじめの船ってこういうことだったのね。でも実際のところはよく分からない。分かるのは死を選び取り込まれるってことかな。

登場人物の他者への警戒心の低さが、なんだか平和だなと感じた。時代なのかな。
あと「おかずの●の作り方」って見えて、おかずの何?おかず関係なくね?って思ったら、「あかずの間の作り方」だった。
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