回路の作品情報・感想・評価・動画配信

「回路」に投稿された感想・評価

いけ

いけの感想・評価

3.5
小雪が死ぬまえの気持ち悪いカットバックが最高
記録用335🐻
いまみるも時代を感じるなー。ネットの接続が電話回線って懐かしいな。他にもファッションとかいろいろとノスタルジーを感じた。
終始不気味かつ不穏な世界が描かれていて、さすが黒沢清。画面の暗さが尋常じゃないよね。
話がドンドン進んで、世界の終末的な展開になったりして面白い。
加藤晴彦のちょっとズレてる演技好きだったな。いい奴だな。
来夢

来夢の感想・評価

3.8
インターネット、携帯電話、スマートフォンと、時代に合わせたホラーって必ず出てくるよね。新しい文化や変化に対する恐怖心がそうさせるのかね。回路は黒沢清らしく、ベタでどこか嘘臭いところがありながらも、そんなシンプルにいかないマニアックな恐怖世界が広がっている。普通のホラーだったらこんな展開にならないだろうって方向に進むのが面白いよね。気づいたらSFになってたみたいなノリ。近年の黒沢作品だと散歩する侵略者に近いものがあるかな。
死んだ生き物がみんな幽霊になったら今頃地球上は幽霊で埋め尽くされてるんじゃないか? っていう俺の幼少期からの疑問に答えてくれた作品でもあったり。
幽霊を考察するのって面白いよね。
今回は孤独がテーマ。孤独が続くと消えてしまう。孤独を恐れてインターネットで繋がりを探す。現代にも置き換え出来そうなわかりやすいテーマだったと思う。この監督特有の奥行を使ったカメラワークが素敵。ただ引きのカットのアフレコ感が目立ってて気になる。
moon6734

moon6734の感想・評価

4.2
後半は「世界の終わり」を幻視させるかのような、アバンギャルドな怒涛の展開。このジャンルの映画で、これ以上のモノは今後も出ないだろう。
吉田

吉田の感想・評価

5.0
久し振りに観たけど当時からのトラウマは相変わらずだった。個人的に一番怖いと思える映画。
ホラー的な演出だけではなく後半にかけての孤独感と喪失感がごちゃ混ぜになった展開は異質でもあるし、前半の展開におけるカメラの動きや長回しと後半の展開における躍動感なカメラの動きがとても好き。
今作における一種の偶像崇拝的な実態の無いもの、黒い染みに話し掛ける皮肉めいたシーンが何とも後味悪く、子供だった当時観てもただ怖いだけで終わってしまうよな。大人になって改めて観たらとにかく面白かった。
ホラーというかSFサスペンスのような

解説を見てなるほど!
黒沢監督の作品は本当ヒントが読み取れず、解説見て合点すること多い。

COCCOがエンディングなのが嬉しくなっちゃった
一言でいうと、不気味を体現したような映画でした。

ストーリーの解説はほとんど出ず、見ている人の解釈に寄るところが多いですが、本作品の推しはそこではありません。

『定点カメラのような視点』『終始暗い風景』『怪奇現象の手がかりさえわからない恐怖』『幽霊なのか人なのかわからない演出』

他のジャパニーズホラーと比べても異質で、奇妙で、とにかく不気味な作品です。
趣味趣向に寄っては「なにこれ?」で終わってしまう方もいるかもしれませんが、私的にはドハマリする映画でした。


*注意*
本作をハリウッドリメイクした『パルス』という作品がありますが、化け物はドンドコ出てくるある意味アメリカらしい映画ですので、本作の余韻を持って視聴する際にはご注意を…。
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