TS

吸血鬼のTSのレビュー・感想・評価

吸血鬼(1932年製作の映画)
3.0
短文感想 70点
カール・テオドア・ドライヤーの初のトーキー作品。とは言ってもセリフは少なめ。字幕がでかすぎて少し笑えてしまう。吸血鬼というタイトルですが、いわゆるヴァンパイアのような怪物が出てくる作品ではありません。そのあたりはムルナウの『吸血鬼ノスフェラトゥ』やベラ・ルゴシ主演の『魔人ドラキュラ』とはまた違う。ただし、意味不明な台詞や恐ろしい老人の顔や不穏なBGM、そして棺桶のシーンなど、恐怖を感じさせる演出が多く、クラシックホラーとしては申し分ないものではないかと思われました。しかし、やや難解。悪くはないのですがやや物足りなかったかな。。
TS

TS