麻薬取引で大金を得たワイアットとビリーは、大金をバイクのタンクに隠し、念願の謝肉祭「マルディ・グラ」見物に向けて旅立つ。
子どもが生まれるまでバイクが趣味の1つだったので、有名なこの作品の名前は知っていたが、観るのは初めて。
気ままな2人の旅は、とりとめもないようでいて、ドラッグやヒッピー文化など、当時のリアルなアメリカを描いていたように感じた。
排他的な地域の描写も出てくるが、ランボーも何もしてないのに町から出るよう言われてあれだけ大暴れしたわけで、アメリカはそういう土地柄なのかなと思った。
すごく面白かったというわけではないんだけど、映画史に残る名作であるというのは納得できる、不思議な感覚。
若くて細いジャック・ニコルソンが見れたのも良かった。
ウイスキーをあおって、脇を開け閉めしながら「ニック!ニック!」というのは、映画好きと飲む時にやって、元ネタ当ててくれたらすごく打ち解けられそうな気がするけど、わかってもらえなかったら気まずい説明タイムになりそうなのでやめとこうかな。