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ベルサイユのばらのStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

ベルサイユのばら(1979年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1979年。フランス、日本。オスカルの体型が女性らしすぎて乗れず。もっと長身、モデル体型、中性的な容姿の女優が演じた方がよかった。オスカルが「男装の麗人」というよりは「男性の服を着た女性」として描かれていた(周囲の男性が彼女の自立性に敬意を払わず、庇護の対象として扱う)。終盤に、彼女が衛兵隊の先頭に立ち民衆の味方をする見せ場がなく、群衆の中でアンドレと離ればなれになる結末。「革命に目覚めたヒロインの英雄的な死」というクライマックスがないため、主題がぼやけ、骨抜きにされた印象。衣装は豪華で素晴らしかった。
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