このレビューはネタバレを含みます
久々の鑑賞。身も蓋もない言い方をすれば、ただの「エイリアン」の焼き直し映画ですよ。でもどうしようもなく面白い!
長所は沢山ありますよ。なんといっても演出がいい。姿を見せない敵に次々と仲間が殺されていく恐怖があって(サーモグラフィの映像が上手い!)、それがあるから、正体を見せたときのプレデターのビジュアルのカッコよさに衝撃を受けるわけです。ネイティブアメリカンのビリーがナイフを持って立ちはだかるシーンに代表されるように、中盤まではチーム戦として個性的な仲間たちの活躍(というより死に様)を描きつつ、クライマックスはシュワとプレデターのガチンコ肉弾戦で盛り上がる。この辺りのバランスの良さも素晴らしい。
仕掛けられた丸太に潰されるという呆気ないプレデターの死に方を除けば、文句のつけどころはないのです。
テレ東「午後のロードショー」にて