のりまき

炎の少女チャーリーののりまきのレビュー・感想・評価

炎の少女チャーリー(1984年製作の映画)
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ものすごく久しぶりに見た。異能を持つ子供との逃避行という凡百の作品から頭ひとつ抜けるのは、実は後半は監禁されっぱなしで心理戦という一味違う展開と、CGなかったので実際に燃やしまくったリアルさのお陰でしょうか?どうなっとるんだという甘すぎの政府機関やら、杜撰な演出やら突っ込みどころは満載。最初の『ノーカントリー』的な描写からただのロリコンに見えてしまうようなブレ脚本は大問題。それでもクリアなカメラやよれよれパパの鼻血攻撃など魅力もある。もうこんなに人に火を点けまくることはないのでそういう意味でも貴重。落ちは原作の方が好き。ニューヨークタイムスじゃなくアレじゃないと。
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