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炎の少女チャーリーのみおこしのレビュー・感想・評価

炎の少女チャーリー(1984年製作の映画)
3.3
突然思い立って鑑賞(笑)。スティーブン・キング原作、幼い頃のドリュー・バリモア主演のサスペンス(ホラー?)。

大学在学中に新薬の被験のアルバイトに参加して知り合ったアンディとヴィッキー。その結果超能力を得た2人は結婚し、チャーリーという女の子をもうける。しかし、彼女にもまた意のままにものに着火させる能力が備わっており...。

とにかくドリューが可愛い!!『E.T.』の直後の作品で、少しだけ大きくなった様子の彼女。特殊能力を持ち、それをうまく抑制できず悩んでいる少女という難しい役柄を流石の名演技で魅せてくれます。
脇を固める俳優さんたちもとにかく豪華で、ジョージ・C・スコット、マーティン・シーン、ルイーズ・フレッチャー、アート・カーニーなど、70年代〜80年代を代表する名優たちのオンパレード。

しかし、この低い評価からもお分かりのように、こんなに登場人物が必要だったのかよく分からない構成...。アンディとチャーリー側も、それを付け狙う政府側もとにかく脇が甘くてすぐ負傷するし、ヘマをする(笑)。「今やっつけられたでしょ!」とつい画面に向かってツッコミたくなるトホホな展開が多く、笑ってはいけないんですがちょっぴり面白かったです。
チャーリーの特殊能力の描写はじめ、設定はすごく面白くて冒頭から見入ってしまったので、逆にそこが残念でした。

エンディングの文字通りのバーニング・フィーバーなシーンは圧巻。着火するときのチャーリーの眼差しが「キッ」となるのが凛々しい!
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