けーはち

ハプニングのけーはちのレビュー・感想・評価

ハプニング(2008年製作の映画)
2.3
シャマラン監督による、人がどんどん自殺して行くが、原因が不明で、一体何なんだ~~~的ディザスター・スリラー。

★多発する謎の変死(自殺)+疑心暗鬼の殺戮+世界の終焉と恋愛という、ベタなテーマの複合体による不穏で異様な雰囲気や空気感に加え、環境破壊に対する啓蒙。コンセプトは「寄生獣」あたりと同じか。寄生獣が出てこない「寄生獣」って言われると面白いかどうかお察しください……。

★結局何が起こってんのか知らないが、目に見えない何かの影響下に入ってしまうと、ふと自殺しちゃうんだ。はっきりゾンビ化したりしないから視覚的に物足りなくて、自殺方法の見せ方のバリエーションdeショーになったのかも。後年の「ヴィジット」では、ほとんどギャグの領域に入っているんで、開き直ったんだろうかシャマラン監督。