ああ、 八千草薫さん演じる藤千代がひたすら美しい …♪
やっぱり勧賞後の第一声は、 この映画に初めて出逢ったときと同じであります。 (笑)
ただ意外なことに今回は、 佐多契子さん演じる新聞記者、 京子の存在も気になりました。
(DVDパッケージのジャケで拳銃を構えた三橋達也さんと並んで写っている女性です。)
たしかに天才的舞踏家であるヒロイン藤千代と図書館に勤める正体不明の男、 水野 (土屋嘉男さん)のミステリアスな悲恋こそがこの映画の見処なんだけど …
冷静に考えたらこのふたり、 めっちゃめちゃ自己中&はた迷惑なカップルですよね。 (笑)
藤千代を救うためなら手段を選ばない水野だけじゃない。
自らの意志を貫くにあたって、 迷わず善良な卜全 (ぼくぜん)爺ちゃんを巻き添えにしちゃう藤千代もどうかしてますよ。
その点、 常に胸の内を隠さず自分にも他人にも正直で、 本気で人を思いやる心を持った甲野京子って、 素敵な女性やないですか♪
警視庁捜査一課、 岡本警部補と東都新報記者、 甲野京子のコンビが常識の範疇では解決できない難事件に挑む、 和製Xファイルみたいなスピンオフが観たかったなぁ!(妄想ですよ。)
2020ー9
追記)
警視庁による「ガス人間殲滅作戦」、 ちょっとお粗末だと思いませんか?
密閉できる空間にガス人間を誘い込み、 そのまま閉じ込めてしまえばいいのにね。
あるいは気化して逃走を図るガス人間を強力な掃除機でずぼぼぼ~と吸い取っちゃうとか。
ところで東宝さん、 ガス人間のキャラをセクスィな美女に置き換えた「ミスティウーマン2024」とか、 企画してくれないかなぁ。
「気体」から「固体」に戻るシーンが、 今から楽しみなのぢゃ…
エヘヘッ... エッ?((*≧∀ ≦ .. . * :・'°・'°☆