600本目という節目なので大好きな作品を。
個人的泣ける映画第1位かもしれない。
数あるスピルバーグ作品の中でもトップクラスに好き。
原案はキューブリックで監督がスピルバーグということはあまり知られていない…?
キューブリックがこの映画の製作途中に亡くなってしまったため、キューブリックの友人であるスピルバーグが製作を引き継いだという地味に凄い作品なんです。
キューブリックがちゃんと生きていて最後まで作品に携わっていたら、多分ここまで感動的な話にはならなかったでしょう。
ほとんど人間と変わらない子供のA.I.が、大好きな母の愛だけを求めて彷徨い続ける姿は余りにも哀しくて残酷で…。
しかし、物語の結末はとても優しくてとても美しい。
バッドエンドと取るかハッピーエンドと取るか、意見が分かれる所ではありますが私はハッピーエンドだと思います。
好きな映画のラストシーンを聞かれたら真っ先に挙げるくらい好きな結末。
鑑賞後はきっと母の温もりが恋しくなるはず。