一点の曇りもないストレートな“愛”。やっぱりまた観て胸が締め付けられた…。
ところどころにキューブリックっぽい不条理とか不気味さがあり、ラストで胸をギューと締めつけられ涙がポロリ。スピルバーグ作品の中で一番の感動作品になっています。
もし……
あなたの日常に、見た目や仕草、言動が人間そのものなロボットが現れたら？それがもしあなたをずっと愛し続けるようプログラミングされていたら？そしてもしそんなロボットの存在があなたの生活にとって都合悪くなってしまったら？
そんな設定を追体験しながら“愛”について考えるきっかけを与えてくれる、そんな作品なのかなー思いました。
悲しみに暮れているとある一家を癒すために、試作の子供型ロボット（デイビッド）が届けられるところから物語は始まります。幸せもつかの間、主人公であるこのロボットくんに不孝が…。愛しているのに報われない。愛してくれるために何をすればいいのか？ロボットくんは彼なりに導いた答えに従って厳しくて長い旅にでる…って話。
かわいそうなロボットくんを『シックス・センス』（'99）のオスメント君が演じます。破壊級の演技でほんとに天才なんですね。
エンドロールで流れる美しい歌声も好き。ララ・ファビアンという名のベルギーのシンガーなのだそう。オスメント君の見事な演技にララの美しい歌声が重なる素晴らしいシーンが胸を締め付けます！
妹に勧めたら「話が飛躍しすぎて気持ちが入らなかった」ってバッサリ。Filmarksへレビューするだけにとどめることにしました。
