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バタフライ・エフェクトのamokのレビュー・感想・評価

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)
3.9
記憶を司るサスペンスムービーのブーム到来か?

先日『メメント』を鑑賞した。
結末から始まり、時間を遡って行くという驚きの構成に、完全にやられた僕は、本格派サスペンスが観たくなりこの映画を手に取った。

奇しくも、クライマックスから始まるこの映画。
『メメント』と被るオープニングにちょっとテンションが上がる。
緊迫した状況。サイケな映像。
いきなり混乱と刺激が溢れて、一気に引き込まれる。

蝶の羽ばたきが、遠い国で竜巻を起こす。
風が吹けば桶屋が儲かる。
『メメント』観れば『バタフライ・エフェクト』を観てしまう。いや『ピエロがお前を嘲笑う』を観たのがそもそもの原因だったのか…もしかしたら『アバウト・タイム』だったかもしれない。ん?『マッドマックス』なのか?

こう言った、まったく関係のなさそうな出来事が、回り回って思いもよらない結果を生み出す。
この「カオス理論」をモチーフにストーリーが展開していく。

ネタバレ厳禁だと思うので、ヒントを

◼︎主人公は、幼い頃に度々記憶をなくす事があり悩んでいた。
◼︎大人になった彼は、その時何があったのかを知りたくなり、7歳から毎日つけていた日記を読み返す。
◼︎この日記を読むシーンが個人的には好き。記憶が、揺れて、崩れて、再構築される様が映像で表現されている。
◼︎記憶がない空白の部分を利用し、カオス理論が展開する。匠の技。
◼︎カオス理論で試行錯誤を繰り返す。
◼︎人生っていうのは、無数にある可能性の中から引き当てた結果なんだと思う。今がどうであれ、それは物凄い確率で起きている奇跡なのだと思う。

『メメント』同様、観終わった後にスッキリしない映画ではあるけれど、心の中に何かが残った。
今この瞬間、この選択で思いもよらない未来が待っているのかもしれない。
普段行かない場所に行く事で、
普段はしない行動を起こす事で、
普段観ないような映画を観る事で、
想像もしない未来へ続いていくのかもしれない。
そんな事を考えさせてくれる映画だった。

という事で、普段僕のレビューに「いいね!」していない方、このレビューに「いいね!」してみませんか?
(・Д・)ノ