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バタフライ・エフェクトのtotoruruのレビュー・感想・評価

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)
5.0
タイムリープものの傑作。

今でこそ奇抜な設定に溢れた作品が溢れているが、公開当時の2004年では衝撃的な内容に驚愕したことを今も覚えている。

サスペンスでもあり、ラブストーリーでもあり、非常に良くできた脚本の作品。


愛する人を救うため、何度も過去に戻って彼女が幸せになれる人生を模索する。

その過程がサスペンス的で、とても緊張感がある。


ちょっとした行動が未来に大きな影響を及ぼす。

パズルのようにピースの組み合わせを間違えると正解には行き着かない。


そして、何度もやり直した末の行き着く先は…

ハッピーエンドと見るか…
バッドエンドと捉えるか…


私的には切ない気持ちにもなったが、エヴァンの献身的な姿と無償の愛に感動。

ラストの雑踏の中での二人の姿は胸に来るものがある。

 
キャッチコピーの「映画史上最も切ないハッピーエンド」は伊達じゃないと思える秀作です。



おまけ

エンディングが4種類あるけど、流石に劇場版が一番しっくりくるね。


ハッピーエンド版は、観客に媚びてる感があって蛇足。

ディレクターズカット版のエンディングは、ショッキングで個人的には無いわ〜😖




追記

2019年4月29日、久しぶりに何度目か分からないくらいの再鑑賞。

やっぱ面白いわ。

4.7点からMAXの5.0に変更です。
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