「幸福は犠牲の上にある」
もしもあの時、違う判断をしていたら
自分の人生が
誰かの人生が
大きく変わっていたかもしれない……
あらゆる映画の核となる作品という評価に納得。
これはジャンル分けが難しい。
大切な人を救いたいという
単純で真っ直ぐな正義が主人公を突き動かしてるけど
それだけではなくて
もちろん自分だって幸せになりたいし
何かを得るためには何かを捨てないといけないから
少々やり方が荒っぽい。
そんな人間味のある主人公に好感が持てる。
だからこそ何度も傷付いて傷付けた彼が最終的に辿り着く結論が
あまりにも効く。
タイムリープする瞬間の映像演出はとても入り込みやすいし
何通りもの別人格を難なく器用に演じ分ける役者さん達が見応えありでした
今観て良かった
人生の教訓が詰まった映画