Kou

バタフライ・エフェクトのKouのレビュー・感想・評価

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)
5.0
『小さな蝶の羽ばたきが地球の裏側で
台風を起こすこともある── カオス理論 』


自分が映画好きなったきっかけとも言える作品。
本作を観て初めて「映画ってこんな面白いものもあるんだ・・・」と衝撃を受けました。ぜひこれを機に、皆さんのきっかけになった映画も教えて欲しいです。



〈あらすじ〉
時折、短時間の記憶を喪失することがあった少年エヴァンは、医師の治療の一環として日記を書き始めることに。大学生になり、ふと日記を読み返すと、その日記に書かれている過去の時点に戻れる能力がある事に気づいたエヴァンは、幼馴染のケイリーの人生を狂わせてしまった過去を変えるため、過去に戻り、運命を変えようと決意する。
しかし、選択肢を変えることによって変化した現在では必ず、エヴァン本人、もしくは彼が救おうとした誰かが不幸になっていた──



これ、本当に面白いです(断言)
バタフライ効果(エフェクト)って実際ある言葉で、要するに、非常に小さな物事が因果関係の末に大きな結果につながるという考え方のこと。

身近な例でいくと「天気予報」
天気予報が基本、2週間先までしか報じられないのは、バタフライ効果(不確定な小さい事象から生まれる誤差)によって長期予測の精度が低下し、詳細な予報を行えなくなるから、なんですよ。



実は身近な、でも普段知りもしない理論。そんな理論をテーマにした恋愛サスペンス映画、それが本作なんです。
もちろん過去に戻って変えるのは「天気」じゃありませんよ、『大切な人を守るため』です。



でも、ここで立ち塞がってくるのがバタフライ効果。どんな些細なことでも過去を変えれば、それに伴い未来も大きく変わっていく。でも、戻れば戻るほど、時の線はこじれてしまう。
「ただ、彼女を救いたいだけなのに」



『葛藤』『後悔』『不安』『絶望』
それをエヴァンと共に追体験していくんです。
すごく辛いし、苦しい。でも、そこが面白い。
ラストも決してハッピーエンドとは言えない終わり方。でも最後まで鑑賞しきったときの独特な満足感は、きっと本作でしか得られないでしょう。



うまく書けないのが残念ですが、
一にも二にもオススメです。
ぜひ感想聞かせて下さい!



2018年5月下旬 47本目