Yukiko

旅立ちの時のYukikoのレビュー・感想・評価

旅立ちの時(1988年製作の映画)
4.0
2020年1月18日
『旅立ちの時』  1988年制作
監督、シドニー・ルメット。

ニュージャージー州。
ダニー(リヴァー・フェニックス)は高校生。
両親と弟の4人家族。
ダニーの両親は過激な反戦運動でFBIから追われている。
姿をくらます為、家族は名を変え、度々引っ越しをする。
新しい学校で、ダニーは音楽教師からピアノ演奏の才能を
認められ進学を勧められる。
ダニーはその教師の娘ローナを愛するようになる。


ダニーの両親のモデルがいて、1970年代に政府ビルの爆破
のテロ行為を行った過激左翼グループ「ウェザーアンダー
グラウンド」の指導者ビル・エアーズと妻のバーナディン
・ドーンとされる。(Wikipediaから転記)

リヴァー・フェニックスさん18歳の時の主演。
23歳で麻薬中毒の為の心不全で亡くなるまで、14作品に
出演。
『スタンドバイミー』や『マイプライベート・アイダホ』
の映画が印象強い。
『インディ・ジョーンズ/最後の聖戦』の映画では、
インディの青年時代を演じたとのこと。

この『旅立ちの時』の映画ではとてもフレッシュな印象。
特異な環境ながらも、信念を持って活動する仲の良い両親
から愛情を注がれて、素直にまっすぐに育った兄弟という
設定。

ダニーがローナに切々と本心を打ち明けるシーンは胸を打つ。
又、母親が息子ダニーの為に、自分の父親とレストランで
久しぶりに会って話すシーンも、親子の情愛が伝わって
胸にジーンとくる。

ダニー、眼鏡がとてもよく似合っているよ♡
Yukiko

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