Kota

旅立ちの時のKotaのレビュー・感想・評価

旅立ちの時(1988年製作の映画)
3.6
“いつか会おう、きっと。”

17歳のダニー(リヴァー・フェニックス)は両親が反戦テロで起こした事件で逃亡犯である事から名前を変えて転々とした人生を送っている。ある日、ローナという少女と恋に落ちるが、またFBIの追手が迫りその場所を去らなければならなかった…。

このストーリーを読んで、上記のセリフをラスト誰が誰に言うのかを想像して見てほしい。80年代の寂れた雰囲気と、重いテーマながら爽やかな雰囲気が終始流れていて“テルマ&ルイーズ”を思い出す。リヴァー・フェニックスが少年から青年になる年頃でこれまた美しいのと冒頭から流れるピアノのテーマ曲が優しい。

グザヴィエ・ドランの“マミー”の時も思ったけど、一緒にいることだけが愛じゃないんだよね…。家族で歌うシーンがこれまた最高。
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