旅立ちの時の作品情報・感想・評価

「旅立ちの時」に投稿された感想・評価

まだ桜が咲いてる街並みを車で走る。
今年は‥
いつもの年以上に長く桜の姿が目に映る。
桜の花のときは旅立ちのとき
そんな時期にぴったりな素晴らしい映画を
鑑賞できたことは本当に良かった ♪


反戦運動の爆弾犯として指名手配されている
両親と、2人の息子たちはずっと名前を変え
髪の色を変え、家も学校も変えての生活を送っ
ていた。
家族がチームとなりチームワークで見つからぬ
ように団結するのはこの家族にとって当たり前
で、街を逃げ出し車で飛び出す生活があった。

そんな生活の果てに親として子供を思う気持ち
子供が家族を思う気持ちが温か過ぎて沁みる。


『旅立ちの時』

寂しさは見せない
寂しくないよ、ぜんぜん‥

ちょっとだけ強い親のふりをする。
凛としてる親を見ると子供は安心するから。
親が子供にしてあげれることは思い出を作っ
てあげること、安心させること‥
そして、子供たちは旅立ちの時を迎える。
もう一緒に暮らすことはない
だからこそ、思い出と一緒に可能性をたくさん
持たせてあげたい。

‥指名手配犯ではあるけれど、間違いなく親な
んだと思えた。


今は亡き、リヴァー・フェニックスが出演して
いる。生きていたらきっと名作を沢山残して
いたはずなのに。
良い映画を観れて良かったです♬
ヒメ

ヒメの感想・評価

5.0
ベートーベン.ブラームス.ラフマニノフの音楽を、リバー.フェニックスが実際にピアノで奏でます。それだけでも胸がいっぱいなのに、この映画に始終流れるピアノ曲が映画全体の雰囲気を素敵に演出してくれています。サントラが無いのが残念。。

反戦運動の容疑者として指名手配される両親に育てられ、2歳の頃から名前も髪の色も変え、住む場所を転々としながらも高校生に成長した主人公の、恋、才能、進路、家族、などの甘酸っぱい思春期を描く。
家族の団結を乱さない姿が健気です。
ラストの両親の決断に、涙。

「一二人の怒れる男」監督作品。
ENDO

ENDOの感想・評価

4.2
Joaquin Cycle 番外編
River Phoenixのティーン時代の儚さだけで満点。ウェザーマンのテロリストとして指名手配中の夫婦と二人の子ども。淡々とした日常の積み重ねで積もった歪みが臨界点に達することすら非常に静かで…Martha Plimptonとの淡い恋愛だけでも泣ける。子どもと大人を内包している気持ちの揺れ動き。James Taylorの『Fire and Rain』の合唱の余韻に浸る間もなく終わってしまう。この世界のRiverは何処かで生きていると信じている。
いっち

いっちの感想・評価

3.5
本当にrunning on emptyだった。どうしてこんなに複数の別れを受け入れないといけないんだろう。あまりにも切ないリヴァーの泣き顔... ホキアンしかり、この兄弟は作品と人生がシンクロしすぎだと思う。切ない。あと、社会を掻い潜る者としての生き様に「存在のない子供達」のことを思い出した。

シドニー・ルメットといえば十二人の怒れる男、狼たちの午後など。深刻な事件の中で生まれる人間模様を描く得意な監督さんらしい。

wikiより
主人公の両親のモデルは、1970年代に政府ビルの爆破などのテロ行為を行った過激左翼グループ「ウェザーアンダーグラウンド」の指導者ビル・エアーズと妻のバーナディン・ドーンとされる。2008年、この左翼テロリスト夫婦はバラク・オバマと大変親しい関係が過去より続いていたと報道された。(大統領選挙の際に対立候補らからネガティブ・キャンペーンとして利用された)

[weather man]
組織名はボブ・ディランの曲「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」の若者文化のスローガンとなった一節「You don't need a weather man to know which way the wind blows(風向きを知るのに予報官は要らない)」から付けられた。メンバーは裕福な家庭出身の数十人の学生で現在では社会復帰している。

アメリカ最大だった反体制組織SDS(民主的社会を求める学生)を飛び出した極左学生グループによって結成され、1969年にテロ活動を開始。1970年に堂々とテロを行うと公表し国会議事堂、刑務所、マスコミ、大企業などといった体制側に爆弾を仕掛け数多くの爆破事件を引き起こした。1975年のベトナム戦争終結時に組織が崩壊。メンバーは他の組織に移るか自ら逮捕された。

『ランナウェイ/逃亡者』 - 2012年のロバート・レッドフォード監督・主演によるアメリカ映画。ウェザーマンを描いたフィクション。ニール・ゴードンによる2003年の小説『The Company You Keep』の映画化作品。
木星

木星の感想・評価

4.2
家族愛を描いた映画は多い中で、この映画の設定は現実離れしてるのに、心に残った

設定が自分と重なったりハリウッドに蝕まれて苦しかったかもしれないけど、こんな異国の人間に30年後大きな感動をくれてありがとうリヴァー、、、
s

sの感想・評価

5.0
ローナとダニー、2人が作り出す世界が素晴らしくてみていてドキドキした
海辺で貝殻渡すシーンやダニーがローナに打ち明けるシーン本当に素敵だった。
ピアノの旋律もとてもきれい

それを反するようにダニーと家族が抱えるものが大きくて、切なく、でも愛が溢れているからこそラストシーンは涙涙涙
それにリヴァーフェニックスの1つの1つのシーンの表情や繊細な演技、全ての要素が素晴らしかった
え

えの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

リバーフェニックスとピアノ..
ローナとの別れのシーンのリバーの仕草表情が素晴らしすぎて息を呑んだ

弟にもこの先いろいろ待ち受けているんだろうなと、映画の先まで想像される最後

親子である前にひとりの人間だし、それでも親がいなければ子はいないわけで、、
どこまで責任を持つか
ただ、親と子がお互いに誇れる存在でいられたらいいのかななんておもった
ピアノ弾く姿、草むらのシーン、たまらない
みんと

みんとの感想・評価

3.9
『JOKER』の興奮を引っ張りながら偶然にも“フェニックス繋がり”でこちらは兄リヴァー・フェニックス主演作を鑑賞。
(恥ずかしながら兄弟であることを知らずに鑑賞)

リヴァー・フェニックスの壊れそうに繊細で瑞々しい演技が素晴らしくそこだけ切り取るとぐんとスコアの上がる作品だった。

とりわけピアノのシーンや初々しい恋愛シーンから放たれる透明感は彼の持って生まれた才能とさえ思えた。

とても前向きで爽やかな邦題とは不似合いな特殊な設定。その中で両親の生き方には共感出来ない自分がいたのは正直なところ。むしろ親としてはあるまじき生き方とも思えたりして、、、

ただ変えられない思想や打ち砕かれたアイデンティティは当時の世相を理解するかしないかで大きく変わって来るのかもしれない。

大切なのは親として正しいか正しくないかよりも、子供が親の背中を見て育った中でやはり根底に流れる愛を感じられるか否か。
そうした意味ではふつふつとけれど静かに培われた「旅立てる力」。それを育ててくれたのも間違いなく両親であり家族なのだ。

美しく希望で溢れる締めくくりに全てが救われた気がした。
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