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真夜中の虹のtakerootsboyのレビュー・感想・評価

真夜中の虹(1988年製作の映画)
3.9
とてもカワイイ映画。主人公のカスリネンは失業しても、コンバーチブルもろても、金奪われても、恋に落ちても、実刑判決言い渡されても、ぜーんぶ同じ無表情で淡々と受け止めていく。その様子が何とも不憫かつ健気。てか、主人公だけでなく出てくる人物みんなそんな感じやから、彼らの心の中で起こってる感情は、見てる側がそれぞれに色づけしながら見る感じで、それが実にいい。途中からかなり激しい内容なのに無表情のせいですごくユーモラスやし、全体的に淡々としてるのに大胆な省略しまくりなため、テンポもよい。刑務所で同室になってたミッコネンとの間のブロマンスがかなりの見どころで、ぶっきらぼうに、ミッコネン!て呼ぶのが、名前のキュートさと相まって胸キュン。2人の小汚いおっさんやのに笑 後半は前半からは予想できない意外な展開になっていって最後はホッコリ。ガキんちょの電話してよ、のとことかか、もえーっ。とてもいいじゃなーーい! 尺も短くて見やすいし、音楽のセンスすばらしい、色もかわいい、そして、ハードボイルドゆえのコミカル感がツボでした。コンバーチブルの幌があっ!となるシーンはジーンと来た。