ベビーパウダー山崎

真夜中の虹のベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

真夜中の虹(1988年製作の映画)
3.0
流されながらも、行動力はやけにある。野垂れ死にしない未来を切り開くのは、結局は前に進む意思なんだろうとは思う。同じクソ労働者として、俺はそれさえもないので、えらく冷めた眼で眺めてしまったりもしたが。逃げ切れる船さえ俺にはねえなあ。
中盤はオフビートなノワールもどき。70分ちょっとだが、その短さで語れるならそれでもよい。短ければOKだとか長過ぎると悪いとか、そんなものは映画にはないので、撮り切れるなら何でも自由に表現すればよい。