せーや

恋のためらい/フランキーとジョニーのせーやのレビュー・感想・評価

4.0
あれあれ?
こんなに名作だったっけ?

ニューヨークのダイナー、アポロ・カフェに
刑務所上がりの中年男ジョニーがやってくる。
コックとして雇われることになった彼は
同じくカフェで働くウエイトレス、フランキーに恋をする。

アル・パチーノ&ミシェル・ファイファー
と聞けば見たくなる人も多いはず。
そう、あの名作スカーフェイスの二人が
二度目のタッグを組んだのが、この作品なのだ。

お互いに心に傷を負った
恋に臆病な二人。

なんとかして人生をやり直そうと
しつこくフランキーにアタックするジョニー。
一方のフランキーは、人生に意味を見出だせずに
退屈な毎日を繰り返すだけ。

まあ、実際にジョニーみたいなヤツがいたら
きっと女子は引くと思うんですが
これはパチーノだから許されること。
彼の魅力が表れた賜物ではないかと。

人生に刺激を求めず、
平凡な暮らしをすることが幸せか。
刺激的な人生を求め、
良くも悪くも起伏の激しい人生を送るか。

…これがこの映画のメッセージかと思いきや
もっともっと深いところがあったんです。

過去に受けた傷。
永遠に消えることの無い傷。
それは人を臆病にし、孤独にさせた。
そんな人の心を開いてくれる者はいるのか。
そんな人と出会ったら。

人生における最高のパートナー。
誰しも最高の人と感じて付き合い、結婚して。
でも全ての人が、そのまま人生の幕を閉じるわけではない。

パートナーについて考えさせられる。
彼氏彼女、夫婦、パートナーがいる人は
その人と一緒に見てほしい。

ただのラブストーリーとしても
素晴らしい作品であると。
あの花屋とドビュッシーのシーンは
なかなか素敵です。

アル・パチーノ×ミシェル・ファイファー
ロバート・デ・ニーロ×メリル・ストリープ

これは映画界のベストカップルですよ。

恋に悩む方、人生に刺激を求めたい方
そして過去に傷を抱える方、癒されたい方、
そして大事なパートナーがいる方、

おすすめです。