イタリアでの恋。池で戯れる男たち。あれっ、何かとカブるな…と思い出したのが「君の名前で僕を呼んで」。「君の〜」の脚本と今作の監督が同じジェームズ・アイヴォリーだった。
イギリス貴族のお嬢様ルーシーと旅先のイタリアで出会った男ジョージの恋の物語。眺めのいい部屋を望む者と部屋に眺めは必要無い者がマッチングして知り合うふたり。ツンデレのルーシーと直球のジョージのなかなか咬み合わない(ちょっとイライラする)やり取りが小説のページをめくるが如く進んでいく。自分の気持ちに素直になって…ステキな言葉ですね。
ラストの収まり具合はいい塩梅だった。
