停滞

アレクサンドル・ネフスキーの停滞のレビュー・感想・評価

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戦闘シーンで剣や盾がぶつかり合う音からその音が残ったような音楽への聴覚的モンタージュ?が「おおっ」ってなった。
冒頭の数ショットは水平線と地平線が画面内で同じ高さにあった。展開していくというより状況描写的。タイトルがネフスキーでありながら引きで状況を描写するシーンは多かったように思う。
恐怖に近いものを感じたのは、戦闘シーンで対象に対して剣を振り回すショットではなくカメラマンに向かって振り回すショット。正面に立つと剣筋が見えないのかはたまたブンブン振り回す狂気が怖いのか。ただ振り回し方は下手くそなラジオ体操みたいな繰り返しパターンで安っぽかった。
停滞

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