リドリースコット監督、デュカプリオ、ラッセル クロウ主演のサスペンスアクション！これもかなり面白かったです！
世界各地で頻発するテロ、イスラム原理主義の過激組織が犯行声明を出すものの中々尻尾を掴めない様ですね。テロリスト達は携帯もメールもネットも使わず口頭で命令を伝達していきます。ハイテクな捜査は役に立ちません。
この映画はそんな捉えがたい過激派組織を追うCIAの活躍を描くもの…なんですがその手法がかなり過激で独善的で違法で非道なやり方でとても爽快なお話と言える物にはなっていません！
タイトル通り嘘で固めた情報戦がスリリングに展開していくんですが、一癖も二癖もあるある登場人物達の危険な駆け引きが次々と犠牲者を生み、その中には無関係で無実の人間まで巻き込まれて行くんです。
私はそんな残酷で非情な諜報活動には主人公同様怒りを禁じ得ませんでした。
映画は2008年の作品。昨今では過激なテロ組織に属さず、組織の命令で動くのではなく、個人の意思で勝手に実行してしまうテロリストが横行している様です。そんな相手を捕まえるには更に過激で人権無視の捜査が行われるんでしょうか？なんかとっても怖いはなしですね。
