Shoko

ワールド・オブ・ライズのShokoのレビュー・感想・評価

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)
3.4
160本目。おうち映画126本目。
ワールドオブライズ見ました。
リドリースコット監督、レオナルドディカプリオ主演の硬めのスパイ映画です。
なんの前情報予備知識もなく、ただディカプリオというだけで。ネトフリにあるディカプリオ映画の中で時間が短めだったので(でも2時間)

CIAの敏腕工作員フェリス(ディカプリオ)と上司のホフマン(ラッセルクロウ)が中東のテロ組織のリーダーを捕まえるという任務についてる話です。

まず、ホフマンが全然ダメ。
ていうかCIA、典型的古典派ブラック企業です。
幹部は現場に足を運ばず、安全な場所で机上の空論的なゲキを飛ばすタイプ。部下の外注先(ディカプリオの手下みたいな人がいたの)の死にはなんの関心もなく、大怪我傷心の部下にさっさと次の現場へいけーっ!とか言うんですよ。ひどくないですか?こういう企業めちゃくちゃありそうだけどCIAもかあ…夢も希望も打ち砕かれました。スパイ、めちゃ大変です。

あとマークストロングが出てたけど最初気づかなくて、ウィキ見て「えっお前…毛が…!」です。はげてないつよしを久しぶりに見てびっくりしちゃいました。普通にめちゃくちゃかっこいい…いやはげてもかっこいいけどどうしても頭皮ばかりに目がいっちゃうから…

なんか話はアルカイダみたいなのがどうとか二重スパイとかテロとかで序盤はちょっととっつきにくかったけど、ブラック企業で働くサラリーマンがずっと上司に不満を抱きつつもなんとかがんばるけどもう疲れちゃって愛想をつかした頃に会社が昇進と年収アップをちらつかせるけど時すでに遅し、出向先で新しい転職先を見つける話だと思ったらスッと頭に入ってきました。
なんか人をテロ組織に関与してる人に仕立て上げたりしてて面白かったです。
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