このレビューはネタバレを含みます
ずっと前に観たのに忘れられない強烈な印象を残した作品。
若さの無鉄砲さや純粋さが、ない交ぜになって胸に迫ってくる。
農家の青年がお見合いをして、会ったその日に意気投合してホテルへ。
2人とも飾り気…
ラストシーンが、素敵だった。
それでも日々は人生は続いていく、物事はただ起きているだけなんだって、若くも力強く生々しく受け止める青年を演じる永島さんが素敵だった。
映画は画だな、と改めて思った作品。…
1982年4月18日、名画座だったテアトル新宿で鑑賞。(2本立て)
この映画、学生時代に観たので、「石田えりのオッパイ」が強烈インパクトだった。
本当に凄くて、「あんたが5人目よ」という大胆なセリ…
やはり、荒井脚本の凄さである。
いまひとつ構成が上手くいっていない感じもするが、日常会話の自然さには舌を巻く。
演出は手堅くまとめていて、ATGでなくても配給できると思えるほど。数本作られたロマンポ…
同時並行で物語が進んでく。
祖母と母親のギスギスな会話どこかで聞いた事あったなって思ったら自分の祖母と曾祖母が同じような会話してた。
随所に入る濡れ場が完成されたエロって感じがした。
最後の長回しが…
このレビューはネタバレを含みます
全編に渡り栃木弁の穏やかで優しい口調と、雷の激しい音や稲光を対比的に描かれていて映画を最後まで楽しむことができました。
永島敏行 (和田満夫) 大根役者を遺憾なく発揮していました(笑)それが当時の…
“しあわせ”とは何か?
根岸渾身のメッセージ。
遠くから、いくつもの音が聞こえてくる。
トマトが実る音、女の音、魔の音、穏やかな音、胎動の音、そして近代化の音・・・
果たして、青春真っ只中の二十歳…
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赤信号になったら 止まって
道も曲がりたかったら曲がって
ふっと標識見たら 懐かしい地名があった
知らんぷりして
うちの田圃の前 通り過ぎたけど
ほっぽらか…
虫の湧いたトマトを燃やす彼らの頭上に光る遠雷は、未来を照らす光になるのか。昭和末期の近郊都市は東京に習って村を解体して大きな街に変身している途中だったけれど、今でも問題になっている「人々のつながり」…
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