製作90周年記念‼︎
ドイツのエルンスト・ルビッチ監督による、軽快【ケイパー・
ラブコメ】。
ベニスで出会い、恋に落ちた詐欺師ガストン(ハーバート・
マーシャル)と泥棒リリー(ミリアム・ホプキンス)の男女。
その後2人はパリへ向かい、香水会社の大富豪未亡人マリ
エット(ケイ・フランシス)に目を付ける…。
流石に’30年代モノは 古さ を感じるものの、普遍的内容。
テンポが良く転がりが良い。
ガストンとリリーの食事しながら互いのスリ品を自慢げに出す
ラブシークエンス、特に◯ー◯ー スリは、最高‼︎
(いつの間に⁈ってのは気にしない)。
トーキーなりたてか⁈サイレントの 名残り演出 も窺える。
カメラワークやショット、表情で語る所謂【ルビッチタッチ】
をたっぷり堪能出来る‼︎
特にクライマックス前のガストンを待つリリーのもしや⁈の
【ひとりドキドキソワソワ】演技が最高‼︎
黒髪&金髪 二大セクスィ美女 を拝めるのも美点‼︎
終盤のガストンとマリエット夫人のキスシークエンスが、
ミラーからミラーへ、ベッドの影へと移り変わるショットが
お洒落〜
クライマックスは、三角関係へともつれ込み、、
愛に二股なんて偽物、本物なら一つ‼︎
82分間にロマンス&スリルをドライに詰め込んだ逸品‼︎
↓
その間、【ドアの開閉とキス】の何て多い事〜数えるのも
楽しそう。
ラストは、ベタ、予想通りでもタイト。
バランスも◎