かえるのエリー

ロッキー・ホラー・ショーのかえるのエリーのレビュー・感想・評価

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)
3.7
初見は恐らく80年代に民放で深夜放送していたもの。そのカルトさ故に衝撃を受けたが、内容はあまり覚えてなく、ずっと再見したかった作品。まさかDisney+で観られるとはね。ちなみに本作あるあるは、屋敷の主人がロッキーと思われがちな事。ロッキーはマッチョな人造人間だ。


以下ネタバレ感想


映画ってやはりリアルタイムで観る事が大事と改めて感じる。本作はそれが無理ではあったが、当時の時代からすると相当ぶっ飛んでいた事は容易に想像するし、むしろそれが受け入れられてたかもしれない。初見時はもっとワクワクした記憶があるが、今回は退屈さも感じてしまった。

助けを求めて行き着いた屋敷は宇宙人のものだったわけだが、言葉で説明はあるものの、よくある宇宙人感は皆無。むしろトランスジェンダーやロックのぶっ飛び具合は宇宙人に相当するという比喩なのか。そこに迷い込んだカップルが性に開放的になっていくのだが、ジャネットに比べてブラッドのはっちゃけは少なく、極限状態ではやはり女の方が大胆なのか。

再見してビックリ! ジャネットってスーザン・サランドンだったのね!! 劇中ほとんど白い下着のみ(笑) スタイル抜群。そして主人公フランクを演じたティム・カリーって?とググったら、うわー、この人か! 映画より衝撃だった。。

ちなみに日本でのミュージカルではすかんちのローリーがハマり役ようだか、もし現在にリメイクするなら、絶対サシャバロンコーエンに!!