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ロッキー・ホラー・ショーのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)
4.3
婚約したばかりのブラッド(バリー・ボストウィック)とジャネット(スーザン・サランドン)平凡な若いカップルが、ドライブの途中で不気味な城へ迷い込んだ。その城の主はフランクン・フルター(ティム・カリー)。トランスセクシャル星(性別のない星)からやってきたご乱心の科学博士。その時城内では、博士の愛と夢の結晶、人造人間ロッキーが誕生しようとしていた!
ロッキーの誕生日祝いに、フランクン・フルター博士たちは、狂乱の限りを尽くす。
だがブラッドの恩師であるスコット教授が、行方不明の甥っ子エディを探しに、フランクン・フルターの城にやってきたことから、彼らの運命が狂い始める。
ドラマ「glee」や映画「ウォールフラワー」でオマージュされ、カルト的人気を得たミュージカル映画。
トランス・ジェンダーというよりパン・セクシュアルのフランクン・フルター、一見ヘテロセクシュアルに見えるブラッド、乙女な中に放埒な欲望を秘めたジャネットなど性別に縛られない奔放なキャラクターの魅力、B級映画愛を凝縮した「サイエンスフィクション/2本立て」や愛し合う欲望をポップに表現した「タッチ・ミー」や狂乱のパーティーチューン「タイム・ワープ」などの名曲の数々、キッチュでゴージャスなセットや衣装、しっちゃかめっちゃかなようでファンタスティックなミュージカル・ファンタジー映画。
「夢見てちゃダメ、夢になりなさい」
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