B級怪獣エイガ

恐竜グワンジのB級怪獣エイガのレビュー・感想・評価

恐竜グワンジ(1969年製作の映画)
3.6
話はキングコングやロストワールドを想起させる。
ストップモーションでヌルヌル動くグワンジが凄い。実景との合成も今見ても結構自然で職人技に敬礼。
ストップモーションで命を吹き込まれる生物達の動きがかなりリアルで目を見張った。最初のチビ馬の動きとか手つけアニメーションとは思えない動き。
ただ実景との合成の兼ね合いなのか引き画の長回しのシーンが多くてちょっとそこはもったいなかった。グワンジの恐ろしさがあまり伝わってこない軽い印象を受けてしまう。まあストップモーション合成でカメラ動かすのはムズいのは承知だけども。

話はちょっと退屈で上記のストップモーションすげえんだけど構図の単調さから割と退屈しちゃった。ラストのステージとラストシーン全般はエモーショナルで好き。

dvdの特典のメイキングで言ってたけどグワンジはティラノサウルスかアロサウルスのどっちからしい。


あとこれまで聞いたゾウの鳴き声で一番変な鳴き声。これゾウの鳴き声じゃなくて人が変な声出してるだろw