訳あってパリに潜伏中の冴えない主人公。だんだんと調子に乗ってくる様を描くコメディストーリー。監督の描きたかった拘りが至る所に散りばめられている。個人的に好きなのは繰り返されるアパートの階段のシーンと…
>>続きを読む2007年のホン・サンス監督作品。
(もう観ないんじゃなかったのか)
主人公のソンナムは堂々とした体躯の持ち主で画家には見えない。柔道家かアメフト留学生のよう。腕相撲自慢。
邦題のアバンチュールと…
ホン・サンスの中ではイマイチ。
長い映画なので少し退屈。
ホン・サンス映画に出てくる男は情けないけど人間的魅力があるキャラが多いけど、この映画の主人公は魅力が少ないと思う。
クズすぎて笑えるシー…
けっこうお腹いっぱいだなと思ってだいぶ見てかなったホン・サンス。
長いのを承知した上でチャレンジ。
ホン・サンスは男のクソさを強調しつつ、
よくもまぁ毎回イヤな気持ちにさせてくれるなぁと思っていた…
パリへと逃亡した絵が描けなくなった既婚者の中年画家が画学生に恋をする。
この主人公もまた、シナリオを完成させず現場で台本を書く即興演出を始めたホン・サンス監督自身を投影したようにも見える。
ロメー…
サンスの完成形みたいなのを感じた。背景がどこであれサンスである方法を試すようなサンス。長いのに体感はあっというま。これは何が面白いのか説明できる。それは、物語に何も凝ったところがないために、俳優や映…
>>続きを読む韓国映画に本格的にハマり出したのが2014年。
実はこの作品は、それよりもずっと前にWOWOWで見た記念すべきホン・サンス初体験映画。その時の正直な感想は、「貴重な140分を返してくれ・・」だった。…
このレビューはネタバレを含みます
2022/06/25
寝室のベッドの上に飾られてある空の絵へのティルトアップから繋がれる夢と、そこへと戻り、ティルトダウンで夢から現実へと戻る件、テオ・アンゲロプロス(の『永遠と一日』)みたいだった…