「 ………? なんでやねん!」
この映画を観終えた人の第一声は、まちがいなくこうなることでしょう。
来るべき「地球寒冷化」に備えて全人類を変温動物、 まあ早い話が「ヘビちゃん」に変えてしまおうと今日も実験に励むお父さんは、もちろんマッド・サイエンティスト。
ひとり娘を溺愛するいっぽうで、できそこないの 「ヘビちゃん男1号」は二束三文でさっさとサーカスに売り飛ばしちゃう合理主義者でもあります。
サーカスの見世物小屋に「転職」した「ヘビちゃん男1号」 の代わりに新たに雇われた好青年も、やっぱり「ヘビちゃん血清」を打たれて少しずつ「ヘビちゃん化」 していきますが、なんと変身の途中で博士のひとり娘と恋に落ちてしまいます。
はたして青年の「ヘビちゃん化」は止められるのか?
若いふたりの許されない愛のゆくえは?
そして全人類の運命は?
ご安心くださいませ。
このあと訪れる絶対に予測不可能な(笑)撃のクライマックスが、あなたの心を「まっしろな虚空」へと誘(いざな)いますゆえ。
結論:
これもぜったい観ないほうがいいですよ! Sssssss… (笑)