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怪奇!吸血人間スネークのswansongのレビュー・感想・評価

怪奇!吸血人間スネーク(1972年製作の映画)
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「 ………? なんでやねん!」

この映画を観終えた人の第一声は、まちがいなくこうなることでしょう。

来るべき「地球寒冷化」に備えて全人類を変温動物、 まあ早い話が「ヘビちゃん」に変えてしまおうと今日も実験に励むお父さんは、もちろんマッド・サイエンティスト。

ひとり娘を溺愛するいっぽうで、できそこないの 「ヘビちゃん男1号」は二束三文でさっさとサーカスに売り飛ばしちゃう合理主義者でもあります。

サーカスの見世物小屋に「転職」した「ヘビちゃん男1号」 の代わりに新たに雇われた好青年も、やっぱり「ヘビちゃん血清」を打たれて少しずつ「ヘビちゃん化」 していきますが、なんと変身の途中で博士のひとり娘と恋に落ちてしまいます。

はたして青年の「ヘビちゃん化」は止められるのか?
若いふたりの許されない愛のゆくえは?
そして全人類の運命は?

ご安心くださいませ。

このあと訪れる絶対に予測不可能な(笑)撃のクライマックスが、あなたの心を「まっしろな虚空」へと誘(いざな)いますゆえ。

結論:
これもぜったい観ないほうがいいですよ! Sssssss… (笑)
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