ユースケ

怪奇!吸血人間スネークのユースケのネタバレレビュー・内容・結末

怪奇!吸血人間スネーク(1972年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

子供の頃に本で見た(確か【ケイブンシャの大百科】シリーズ)ヘビ人間のビジュアルが頭から離れず、大人になって【猿の惑星】で特殊メイクを担当したジョン・チェンバースの仕事だとわかり、これは観なければと鑑賞。【ザ・フライ】のような変身ものを期待していましたが…

ヘビ人間はほとんど登場しません。それどころかほとんど何も起きません。吸血って何ですか?
なによりも、博士の目的が、ヘビ人間を作り出す事ではなく、人間をヘビに変える事だったので、憧れのヘビ人間がただのヘビになって終わる変身シーンはある意味で衝撃的。
世代交代をかけたキングコブラと博士の戦いとせっかく完成した人間ヘビとマングースの戦いを見せられた挙句、ブスなヒロインの絶叫顔で終わるというシュールなクライマックスには唖然とさせられました。

とりあえず、毒液を搾り取られるヘビやお酒を飲まされるヘビなど、ホンモノのヘビがいっぱい見れるのでヘビ好きにはオススメ。ひとりで鑑賞せずに、ツッコミを入れながらみんなで鑑賞しましょう。