まめだいふく

マンハッタンのまめだいふくのレビュー・感想・評価

マンハッタン(1979年製作の映画)
4.0
死ぬほどデートしたくなる映画(笑)
マリエル・ヘミングウェイの不思議な存在感。食べ物でいうと青パパイヤみたいな。こういう年の離れた硬そうな女の子をパートナー役にしちゃうあたり、ウディ・アレンの現妻に通じる女性の好みがすでに出てるなと感じる(幼く硬く自分が制御系)。もう一方のタイプはダイアン・キートンやミア・ファローのような、知的で細い女性優位系。

本作中で、ウディは見事にこの2タイプの女性の間で揺れ動きます。なんかもうウディにとって映画は自分の夢の実現の場なのかなと最近感じますが(笑)、いいんです別に。最後にどちらを選んだかはご自身の眼で確認を。

素晴らしいのは、マンハッタンにかかる橋を見ながら夜明けまで語り合う男女のシルエットと、いろいろあってなじられてなにも言えない大人の不条理と、愛に気付いて走り、向かい合う男女の表情です。特別な舞台の中の普遍性。秋の夜にはぴったりの一本。