テレビライターのアイザックは42歳にして17歳の少女と付き合う風変わりな男。ある日親友のエールに紹介された編集者のエミリーに心を奪われて…
毎年映画を作っている変態おじいちゃんこと
!!ウディ・アレン監督!!
による初期の恋愛系映画
彼のドキュメンタリーを観てもっと勉強したくなったので鑑賞。
「半年なんてあっという間よ」
ビターな大人の恋愛を描いた良作。
汚れた街ニューヨーク。モノクロに映し出されたこの街が絵として完璧すぎてうっとりしてしまう。シーンの一つ一つを切り取りたい。
インテリな主人公が世の中やら他人の恋愛観やらを批判・否定しながら自分の恋愛を不器用にこなしていく姿はここ最近のウディ映画でも引き継がれている伝統芸。
終盤のしょっぱい展開までウディ節が効いていてさすが。
これは彼を語るには欠かせないマスターピースのようだ。
主演は現役ばりばり時代のウディアレン。
言わずもがなです。インテリ早口皮肉系主人公しかできません。
最近ではその役をジェシーアイゼンバーグ辺りにやらせるのが好きなのかな?w
あとは初期の恋人ダイアンキートンやデビューしたてで美しいメリルストリープなどが出演していた。
軽すぎる大人の「愛している」と少女の重い「愛している」
うーん、ウディアレンやっぱり良いなぁ。
恋愛映画好き、ウディアレン好き、そしてマンハッタンの街並みを白黒フィルターで観たい方々にはオススメの作品