Shizka

ソフィーの選択のShizkaのネタバレレビュー・内容・結末

ソフィーの選択(1982年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ジョン・ケイジじゃないか! しかもめっちゃ若い! ポキプシー!

序盤はこれで盛り上がって、物珍しさでずっとスティンゴばかりに注目していたが、そのうちソフィーの演技力にどんどん惹かれていく。あのポーランド訛り、カメラ目線の独白、極限まで髪を短く体重を落とした役作り、素晴らしい、、、

ソフィーの過去の大罪と現在の恋愛の2本の柱が未来のソフィーを作ってゆく。子供を殺した罪を背負って生きる自分、暴力彼氏にどうしてもひかれてゆく自分、スティンゴではどうしてもダメな自分が、うまく絡んで、、、いたようないないような。

娘を捨てた選択が確実にその後の人生に影響を及ぼしているのだろうけど、ネイサンと別れられない理由や人格作りになってるのかなあ。無理に理由づけしようとするならどちらも自分をの人生を偽って生きているところに、潔白すぎるスティンゴではお相手できなかった、と言えなくもないが、、、

そのへんどう絡んでいるのか、原作を読まないとわからないことなのかもしれない。

音楽が効果的に使われていなかったり、なんか色々残念なところはあるけど、メリル・ストリープの演技がやはり群を抜いていた。
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